便秘にはヨーグルトが効果があるということは、便秘には全く縁がない方であっても一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
本当に便秘にはヨーグルトが効果的なのでしょうか。
便秘のタイプには、大きく分けますと、器質性便秘と、機能性便秘、があります。器質性便秘とは、腸に関する病気が原因によって起こる便秘のことをいいまして、機能性便秘とは、排便機能の障害によって起こる便秘のことなのです。
機能性便秘には、さらに、一過性便秘と、習慣性便秘とに分類することができます。外出や旅行などによる環境の変化から起こるタイプの、一過性便秘の主な原因としましては、緊張、ストレス、食物繊維不足、水分不足によっても発症しますので、その原因が分かりますと比較的自然に収まる便秘です。習慣性便秘は、生活習慣や食生活などが原因として発症する便秘のことです。また、習慣性便秘は3タイプに分類できます。一つ目は、直腸性便秘とういうタイプで、便が直腸まで運ばれているにもかかわらず、大脳にその刺激が伝わらないために発生する便秘のことです。二つ目は、けいれん性便秘というタイプで、主に疲れやストレスが原因で発症する便秘のことです。三つ目は、弛緩性便秘というタイプで、便意があるのにお腹が張ってしまうという、女性や高齢者によく見られる便秘のタイプです。3つのタイプに共通する原因としましては、腸内細菌叢のバランスの乱れということが考えられます。
この3種類の便秘に共通する対策法としましては、ヨーグルトがあげられます。こうなりますと、便秘にはヨーグルトが効果的と言えるのではないでしょうか。
私たち人間の腸の中には、約100兆個もの腸内細菌が存在していまして、それらは乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌、大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌、どちらにも属さない中間の日和見菌にと分類できるのです。善玉菌が悪玉菌の働きを抑えて、腸内細菌を一定のバランスに保つことによって、健康な腸内環境が維持されています。しかし、悪玉菌が増えますと、アミノ酸やタンパク質などの分解が促進されていきますので、アンモニアなどの有毒ガスや有害物質が発生してしまうのです。このことによって、腸の活動が低下してしまうために、便秘という症状になっていくのです。ですから、健康的な腸内環境を保つためには、日常的に乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を摂取していき、腸内細菌のバランスを整えるという方法が必要となります。
ヨーグルトには色々な種類がありまして、乳酸機、ビフィズス菌などの善玉菌が豊富に含まれていますので、そのようなことから便秘にはヨーグルトが効果的と言えるのではないでしょうか。
しかし、便秘にはタイプがいろいろありますので、全ての便秘にはヨーグルトが効果的というわけではないということは、おわかりですよね。便秘に悩む方は、ご自分の便秘のタイプを把握して、対処法をみつけてみましょう。