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電気ショックによる肥満対策

肥満対策には様々なことがありますが、新たな電気ショックを使った肥満対策が出てきたのです。病的といえるほどに肥満の人が贅肉と体重を減らすためには、忍耐と努力が必要で、それも短い期間では不可能なこととの認識が普通にはあります。しかし、もうすぐ簡単に楽に肥満を解消できる日が来るかもしれません。電気パルスを胃に送る装置が新たに開発されて、その装置で身体に電気ショックを与えることで、満腹であるような錯覚を起こし、それが肥満解消に役立つのではと期待されているのです。胸郭のすぐ下の部分に埋め込む装置の「トランセンド・インプランタブル・ガストリック・スティミュレーター」は、電気パルス発生器で、心臓のペースメーカーに似ています。

使い方としましては、胃壁の筋肉にリード線を取り付けるということです。臨床試験もすでに行われています。一般的に現在行われている減量手術では、消化する小部屋を患者の胃を二つに分けてつくります。効果はある反面にリスクもあり、約10?20%の患者が合併症のための追加手術を必要とし、1%が死亡すると言われているのです。「トランセンド・インプランタブル・ガストリック・スティミュレーター」では、胃などの臓器を手術する必要もありませんし、それを使用すれば満腹感が胃に得られると言われているのです。「トランセンド・インプランタブル・ガストリック・スティミュレーター」の埋め込み手術においては、今のところ合併症は起こっていません。

重量は42グラム、チタン製で手術は1時間もかからず、数時間で患者は帰宅することも可能です。現在行っている胃バイパス手術に際しての所要時間は約3時間、そして最高4日間の入院と比較すると、比べようもないほど患者の負担がありません。埋め込み手術は腹腔鏡手術となり、小さな切開口を患者の体の数箇所に開けて、腹腔鏡や手術器具を挿入して行います。装置のテスト作動を埋め込みが終わると行ない、機能がしかりと正常かどうかが確認されます。埋め込んだ胃壁が回復してくるまで作動させず、体外のプログラマーと呼ばれる機械でだいたい14日後から作動させます。心臓ペースメーカーと基本的には同様の働きをするのがプログラマーというもので、それを使って電気パルスの周波数や強度やパターンが設定できるようになっています。

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