小児肥満という言葉はみなさんはご存知でしょうか。
ここ数年、幼稚園や学校などでの健康診断において、肥満と判定される小児たちがどんどん増えてきたといわれているのです。ですから、この小児肥満というのは成人の肥満と同じように問題となってきているのです。
小児肥満の問題は、高血圧、高脂血症、糖尿病、脂肪の蓄積によるための肝障害などの様々な病気の原因となるからなのです。また、運動能力の低下、関節への負担があることも問題になります。小児肥満のほとんどの場合では、自分の体型に不満があり、やせたいと思っているようです。
もちろんこの肥満が原因でのいじめになることもありますし、スポーツなどにおいても思うように動けない体のために劣等感を持ったりして、不登校の原因にもなっています。我が子の肥満は親が一緒になって解決していかなければならないことなのです。最近では、小児肥満に力を入れている外来病院も増えてきていますので、自分一人だけで悩まずに、外来病院を利用するといった方法も、我が子の肥満を解決する手段のひとつではないでしょうか。
小児肥満の増加に伴って、小児肥満の外来病院も多くなってきたようです。このような外来病院においての治療方法は基本的には、食事療法、運動療法、行動(生活)療法となっています。このことは、大人の肥満の治療方法と同じなのです。しかし、食事療法におきましては、子供の成長を妨げないような、食事内容を調節して肥満度を落とす指導などを、医師や管理栄養士たちが行うのです。
子どもですので、ただカロリー計算をすればいいのではなく、成長を妨げないということを重視した食事にしなければならないのです。
運動療法では、水泳やエアロビクスなどをいきなりさせるのではなく、体を動かすことの楽しさを感じさせるといった内容のものが多いのです。外来病院においては、日常生活の中での体を動かすことを指導しています。
行動療法というのは、肥満を解消するために生活を見直す内容の治療方法のことです。規則正しい生活、早寝早起き、食事は3回しっかりと食べる、などといった生活を送ることによって肥満を解消させる、といったものです。
小児肥満の外来病院での治療では、ほとんどの病院がこのような内容の方法が行われます。
小児肥満と診断されてしまうことは、やはり、子どもにとっても心身ともにかなり負担になるものです。できるだけ肥満にならないような生活習慣をつくってあげましょう。それでも肥満になってしまった場合には、どのような外来病院か、その外来病院ではどのような治療を行うのかをしっかりと確認して、ご自分の子供に適したタイプの治療方法を行う外来病院を選ぶことが大切のようです。